BOOSAN セミナーにでる

昨日と今日は、センター試験。受験生の皆サマンサー、本当にお疲れサマンサーでした。天気予報では、雨や雪と言われていたけど、降らなくて良かったですね。さて、昨日は朝から閉館まで点字図書館に行っていました。午後の1時半からの(ウルトラスティンガー)というライトのセミナーに出席するためと、その前に講師の方による相談会に出るためです。相談会は10時から、説明会は1時半からなので、その間ボランタリーをしようと水曜同様、9時少し前に図書館に入ったのですが、いつものより静かで思わず入り口を通り過ぎてしまいました。中に入ると人が少なく、ちょっと寂しいなあと思いながら点字用紙包みを始めました。1時間ほど活動したあと講師の方との相談会のため会議室へ。特に深刻な相談はなかったので、私の場合は何かの参考にならばと思い参加したのですが、ルーペの使い方や用途によっての選び方使い方など、講師の方の色々な経験を交えて教えていただき、良いヒントになりました。1時間の予定だったのですが、11時からの人が怪我をして来られなくなってしまい、みっちり2時間の相談会と なりました。昼食後はほんちゃんのセミナー。出席者は私を含めて19人くらい。このセミナーはウルトラスティンガーという強力なライトを使って、弱視者が安全にまた安心して暗がりを歩くかというものなのですが、参加者の殆どがお年寄りなのにはちょっとびっくり。ライトの説明を受けた後、一人ひとりライトを持って2班にわけて灯りを消した廊下へ。なるほど普通の懐中電灯ひょり光が強いので、歩きやすそう。でも実際の暗がりとはやはり違うのでなんともいえないけど、あれば強い見方になりそうです。一通り体験が終わった後は質問コーナー。でもライトのことより、字の読み書きが大変なのでどうしたらよいかという相談が殆ど。視力がわずかでもあるのに、「見えない」とか、「自分は失明した」と言っているひとばかりなのには、驚きました。見えないと勝手に決め付けて、努力も工夫もしていない人が随分いるんだなあと感じると同時に、どうすればいいかをきちんとアドバイスできる施設やアドバイザーがいないんだなあとも感じました。ライトのことそっちのけで、補助具の選び方や使い方に終始してしまい、本当に意義のあるセミナーになったのかはちょっと疑問。セミナーが終わった後、用具係で一息入れていたら、結局図書館を出たのは、閉館時間でした。私にとってなかなか面白い体験だったけど、疲れたー!