モニタリング

図書館でのボランタリー活動を早めに切り上げ、モニタリングに行ってきました。集合場所は都営三田線日比谷駅の駅員室。私を含めて20人前後はいたと思います。今日モニタリングしたのは、地下鉄の駅構内の天井や壁、ホームの柱やホームに設置されている案内板や時刻表。日比谷駅からスタートして地下通路を通り東京メトロ二重橋駅、大手町駅までを歩きながら天井や壁に設置された案内板を見て、見やすいか見えにくいか、都営線東京メトロ、どっちが見やすいか、都営線の新しい案内板の候補を見比べてどっちが見やすいかなどです。ポイントは案内板の色と文字の色とのコントラスト、文字の大きさや太さ、構内の蛍光灯からの光の入り具合や明るさなどです。アンケートの項目が多いのと記入欄が私にとっては小さかったので、サポート役の方に記入をお願いしました。一番見やすかったのは新しい案内板の候補になっている物の一つ。黄色に緑色の文字の物で、全体的に明るく感じたし文字が大きくはっきり見えました。特に東京都のシンボルマークのいちょうのはっぱのマークは目だっていたので、見えている人にはかなり遠くからでも「都営線だ!」とわかるのではないでしょうか。もう一つの候補は文字が黒でこれも見やすかったのですが、文字が緑の方がやはり明るき感じました。もう一つは都営線の切符売り場を案内している物。黒地に白い文字で文字もイラストも大きくて見やすかったです。逆にダメだったのが、東京メトロの駅長室を案内している物。黒地に白い文字なのですが、全体に文字が小さく、何やら沢山文字が書いてあり、見えにくい。何が書いてあるのか聞いてみたら、日本語で駅長室と書いてある他に英語、中国語、韓国語でも書いてあるのだそうです。限られたスペースに沢山の情報が載っていると一目瞭然で使いやすいのかも知れないけど、その分文字が小さくなってしまうのでちょっと考えもの。また古い案内板で緑色の地に黒い文字の物もあったけど、これは最悪。自動改札の中ほどに付いて言うのでただでさえ見えみくいのに、手前の蛍光灯の光に邪魔されて、更に見え観区刈田です。意外だったのは、同じようなコントの案内板を見たとき、「こっちの方が字が小さくて、戦も細く感じる」とサポート役の方に話していたら、主催者側の方から「こっちの方が文字が大きくて太くしてあります」言われたこと。どうやら文字が光に膨張してかえって大きく見えることがあるようなんです。人間の心理って面白いなーって思いましたねー。他にも壁に設置されいる案内版が壁や床の色に同化してしまい、色使いも淡い感じなので、見えにくいという印象を持ちました。駅の中を歩き回ってずーっと見ていたので、なかなか過酷なモニタリングでしたが、これが生かされ、よりわかりやすい物が出来るといいなと思っています。皆さんももし時間があったら、とっとじっくり見てみてはいかがでしょう?