上級救命講習に行ってきました

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今日はちょっと早起きして、上級救命講習を受けに消防署に行ってきました。メンバーは私と夫・それにIさんの3人。8時45分の集合に合わせて、8時20分に最寄り駅で待ち合わせ、いざ消防署え。講習とは言っても人名にかかわることなのでどんなことになるのかと、ちょっと緊張気味。9時から講習が始まったのですが、会場には40人くらいいました。会場の入り口でテキストとマウスピース・三角巾をもらい、2600円を払って受付を済ませました。そしていよいよ講習の開始。午前中はテキストに沿って基本知識の講義と人形を使っての人工呼吸と心臓マッサージ・AEDを使っての心肺蘇生の実習です。人工呼吸ではマウスピースを使ったのですが、初めて見ました!これは教材用ではありますが、実際にも使えるそうです。人工呼吸を2回・心臓マッサージを30回をワンセットとして5セット。これで2分間となります。実際やってみたら結構キツイ!救急隊員はこれを1時間くらいやる時もあると聞いて、心身ともにタフじゃなくちゃできないなあと感心しました。半ばヨロヨロしながら次の人に交代(笑)。AEDでは蓋を開けて電源を入れ、パットをつけてからコネクターをつなぐタイプの物を使ったのですが、コネクターがうまく入らなくてちょっと焦ってしまいました。このAEDは色々なタイプがあり、公共施設で多く使われているのは蓋を開けると電源が入り、パットについているコネクターも機会につながっているタイプだそうです。他にも韓国製の物なども見せていただきました。と有10分の求刑を挟んで午前中は終了。1時間の昼休みを挟んで午後は、午前中のおさらいと小児・乳児の心肺蘇生の実習・三角巾を使っての基本的な使い方・快復体位のとりかた・毛布を使っての保温の仕方や搬送の仕方など、色々やりました。いやー!小児と乳児の心肺蘇生は難しい。とくに乳児は体が小さいし柔らかいから、人工呼吸をするときどのくらいいきを吹き込めばいいのかとか、口と鼻を同時に口で覆って人工呼吸をするのですが、マウスピースは使えないのでガーゼのようなものを顔にかけて鼻と口を同時に口でふさいでいきを吹き込む時、どこが鼻だか口だかよくわかりませんでした。これが本当の赤ちゃんだったらと思うと、ちょっと怖くなりました。最後に20問の簡単なテストをして、認定証をもらって17時に終了。いやー!とてもいい経験でした。教えてくださった方もとても丁寧で親切に教えてくださいました。ご自身も視覚障害者を教えるのは初めての経験だったそうです。会場の雰囲気も最初は隣の人と話すことはなかったけど、三角巾を使った実習のとき二人一組みでやったのをきっかけになんとなくみんなフレンドリーになって、いい雰囲気になったし、消防署でやったので訓練の声が聞こえてきたり、出動命令の放送が聞こえてきたり、そうそう午前中地震がありましたね。その時も地震速報が流れたりと、普段聞けないものまで聞くことができました。認定証の有効期限は3年。更新のお知らせが来て、3時間の講習を受けることになります。終了後は上野駅近くの「温野菜」でお疲れ様会。食べ放題でおなかいっぱいで帰ってきました。とても充実した一日でした。