4日目 in広島

原爆ドーム

あっという間に旅行に行って2週間がたとうとしています。そしてあっという間に9月も終わろうとしています。早く書き上げないと10月になってしまう!というわけで9月15日から。朝は比較的ゆっくり起き、まずはお風呂。相変わらず首がヒリヒリします(笑)。岩ぶろのあるお風呂で体を洗った後、展望風呂へ。前日は男湯だったのがチェンジして女湯になっていたので、また違うお風呂を楽しむことができました。この日もいい天気!また暑くなりそうです。ちなみにまたも貸切でした(笑)。朝食を済ませた後、時間があったのでもう一度展望風呂に行っちゃいました。この時も貸切!お風呂に入っていると、電車の音や車の音が聞こえ、町が動き出すのがなんとなくわかりました。チェックアウトしてから近くにあるバス乗り場から松山観光港行きのリムジンバスに乗って松山観光港へ。そこからマリンジェットに乗って広島へ。あっという間に四国とさよならです。今度はもう少しゆっくり遊びに来たいです。マリンジェットというから高速で走るのかと思いきや、以外とのんびりと走っていたのでちょっと拍子抜け!11時半に松山を出発して12時半に広島港に到着。更に路面電車に30分くらい乗って広島駅へ。久々に都心に出てきたのと混雑した電車に乗ったせいかちょっとげんなり。今回は駅近くのビジネスホテルにお世話になります。とりあえずチェックインして荷物を置き、お昼を食べてから平和記念公園へ。路面電車で行こうと考えていたのですが、二人とも路面電車にちょっとげんなりしてしまい、タクシーで行ってしまいました。公園の中はとても綺麗に整備されていて、沢山の団体客でにぎわっていました。私は高校の修学旅行で一度訪れたことがありますが夫は初めて、。骨格しか残っていない原爆ドームを見ると、改めて核兵器の恐ろしさを感じました。広い公園内は誰かガイドさんでもいないとよくわからず、たまに誰かのガイドをしている人から漏れ聞こえる話に耳をダンボにしたりして記念資料館へ。そこでひとバトル!館内をガイドしてもらえるかを聞いたところ、事前に申し込みがなければだめだとか、時間が過ぎてしまっているので申し込みはできないとか、挙句の果てには「ガイドはボランティアでご懇意なので、いる日といない日がある」だのと埒があかない!「職員の方でガイドできる人はいないのか」と聞くと、あくまでこれはボランティアの仕事でいっさいできないとのこと。仕方がないので「では適当に見て帰るからいいです」と言って中へ入ってなんとなく見ていたら、「私がガイドします」と一人の男性が声をかけてくださり、お世話になりました。その方も被爆者の一人で、原爆投下直前・直後の模型を触らせてもらったり、熱風で溶けてしまった瓦やガラスの瓶、爆風で移動してしまった建物のレンガなどを丁寧な説明を聞きながら触ることができたり、写真の説明を丁寧にしていただきました。遺品の展示してある所でも持ち主はいくつの子供の物だとか、なぜ持ち主がわかったかなど本当にこと細かく教えていただきました。すべて説明が終わり、お礼を言って握手して別れた時は館内に入って2時間くらいたっていましたが、本当に助かりました。そして改めて、こういう所はガイドしてくれる人が必要ではないかと強く感じました。私たちが説明を受けていたとき、やはり個人で着ていた健常者の方たちが何人もガイドさんの説明に耳を傾け、遠巻きに人が気ができたり、私たちと一緒に移動している人がいたり、質問をしてくる人もいました。みんな聞きたいんだなと感じました。見えている人も説明書きだけではよくわからないみたいなので、私たちの様な視覚障害者はもっとわかりません。時間や人数を決め、個人で来ている人を対象に、館内ツアーをやってもいいのではないでしょうか。勿論おかねは払ってです。これはおかねを払ってでも聞く価値はあるし、そうするびきではないかとあくまで個人的な考えですがそう感じました。記念資料館を出てからも「平和のともしび」や「折ヅルの塔」などをカメラに収めて路面電車に乗って帰ってきました。夜はタクシーの運転手さんから教えてもらった「れいちゃん」というお好み焼きのお店で夕食。お店は混んでいて、持ち帰る御客さんもいてなかなかの盛況ぶり!美味しかったです!そして旅行もいよいよ最終日になります。