東日本大震災から1年

今日で東日本大震災から1年。去年この日は新宿に買い物に行き、帰宅困難者の一人となっていました。とりあえず買い物は済ませたものの、電車が動くのをじっと待っていました。JRが早々と運転を取りやめたと聞いた時、周りからは悲鳴に似た声が沢山あがったのを覚えています。今頃はそろそろ大江戸線が動き出し、夫の勤め先の勝鬨に向かっている頃かな。地下鉄の改札口近くにいたせいか寒さに震えることもなく、締め出されることもなく無事に夫と会うことができました。会社で少し休ませてもらった後帰宅したのですが、森下で偶然会った夫の同級生の御蔭で無事に帰りつくことができました。家に着いても余震は続き、リビングで着替えずホットカーペットに掛け布団をかけ、スリッパとケイタイをそばに置きテレビをつけっ放しにして、ほとんど眠れませんでした。被災地のあまりの悲惨さにただただ驚くしかできませんでした。あれから1年。被災地の復興はなかなか進まず、原発事故も終息していません。去年と大きく変わったのは、私の視力が少しあがったことかな。今日はほとんどの番組が震災関連。あの時の映像がなんと沢山残っていることか!あんな非常時でも映像に残している人が沢山いたんですねえ…。震災の日、私に親切にしてくださった方たちは元気にしているかなあ…。特に一緒に大江戸線に乗って勝鬨まで来てくれた若い男性。あの日は卒業式で二次回のパーティーで新宿にいたんじゃなかったかな?卒業後は美容師さんとして就職も決まっていると話してくれたけど、頑張っているかなあ?親切だし素直な人だなあと感じたので、きっとみんなから可愛がってもらえてるんじゃないかな。あの時御世話になった方たちには、今も感謝する気持ちは変わっていません。いつ来るかわからない首都直下型地震に不安を感じながら、また新たな1年が始まるんだなあ、薄れそうになる危機感を今日からまた気を引き締めなくちゃ!この震災で亡くなった沢山の方たちのご冥福を心よりお祈りして、今日はこのへんで…。